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【夏休み2012】 地方非電化ローカル私鉄をゆく~その1~

2012.11.06.Tue.01:28

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秋も深まってまいりました。

ここからしばらくの間、管理人が夏休みに訪問した地方非電化ローカル私鉄の旅行記(というか近況報告?)になるかと思います。

第1回目となる「その1」では8月28日に訪問した、わたらせ渓谷鐵道の様子を取り上げます。
わたらせ渓谷鐵道(わ鐵)は、両毛線の桐生駅を起点とし、栃木県の間藤までを結ぶ、全長44.1kmの路線です。路線名からもわかるように、沿線の景観が良いことで知られ、トロッコ列車などの観光列車を積極的に運転しています。

そんなわ鉄には、今や数少なくなった富士重工製「LE-CarⅡ」のボギー車仕様や「LE-DC」、更には最近導入された新潟トランシス製「NDC」といった新旧の軽快気動車が在籍しています。三セク向け軽快気動車のラインナップをざっと網羅しているようでもあり、気動車ファンには魅力的な車種構成です。

ここで最近気になることに、大間々の車庫のはずれで荒廃したわ89-300形を目撃したとの連絡が友人からありました。以前訪問したときに、わ89-200形の廃車体があったことは確かなので、わ89-300も廃車体の仲間入りをしたのか・・・ そして、使われなくなった?わ89-200形が足尾駅構内に放置されている写真を発見。どういうことなのか、謎がさらに深まるばかり。

こんなことをいろいろ考えているうちにいてもたっても居られなくなった管理人は、夏休み休暇中にわ鉄へ行くことにしました。


JR両毛線に乗り、わ鉄の接続駅である桐生を目指し、桐生からわ鉄に乗車します。とここで、期間限定デザインの1日乗車券を相老で販売しているとのことで、その乗車券欲しさ(他にも理由はありますが)にまずは相老で下車することにします。

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相老駅全景です。この駅には東武桐生線も接続していますが、駅舎はわ鉄側にあり、乗車券の販売などの業務もすべてわ鉄が管理しているようです。乗車券の方は葉書サイズで5種類ほどのデザインがありました。

こちらで1日乗車券を購入してから、駅構内で写真を撮ります。実はこれが本命だったりします。


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わ89-310形(315)がやって来ました。
わ89-310形は、311~315の5両が在籍し、わ鉄では最大勢力を占める車両です。現在は、紅銅(べにあかがね)色の塗装をまとって活躍しています。

-315の紅銅色は、従来の色よりも若干赤みが増した(明るくなった)ような気がします。また写真では判りにくいですが、形式名の「わ」の書体も変化したように思われます。


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わ89-310形の車内です。座席配置はセミクロスシートでモケットは赤色となっています。写真右奥には、便所(和式)が設置されています。


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こちらは反対側からやってきた、わ89-311です。
2つ上の写真とは同型車ですが、比べてみると車体塗装の色味の違いが分かると思います。


駅構内での撮影を終え、次に足尾へと向かいます。途中に通った大間々の車庫の外れには、友人から聞いた通り、荒廃したわ89-300形の姿が確認できました。とても気になるので足尾へ向かった後に立ち寄ってみることにします。因みにわ89-300形は2両在籍しています。

もう1両を大間々で確認できなかったので、どこかを走っているのでは、と期待。


足尾までの途中駅ですれ違った車両は、わ89-100形1両を除きすべてわ89-310形でした。わ89-300形に乗りたかったこともあり、少々残念・・・。そうなると、姿が見えないもう1両のわ89-300形はどこに行ったんだろうか?

相老から1時間ほどで足尾に到着。ここで放置されているはずのわ89-200形を探します。

ところが、既に解体されてしまったのか、その姿はどこにも見あたりませんでした・・・
しかしこの駅には、別の車両が置いてあります。


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足尾駅の横に置いてある廃車体(キハ35+キハ30)です。こちらは国鉄足尾線時代に実際に活躍していた気動車を静態保存したもののようです。2年ほど前には再塗装も施され、綺麗な外観を維持しています。

キハの後ろや奥には他にも、貨車や入替機が置いてありました。


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駅のはずれで発見した「クマに注意!」の看板。こんなところにもクマが出没することを考えると恐ろしい・・・

足尾駅周辺の散策を終え、管理人がわ89-300形と並んで乗りたかった、わ89-100形に乗車して間藤まで行きます。


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どこかのwikipediaと同じような画像です(笑)

この駅から貨物を取り扱っていた足尾本山まではレールが撤去されずに残っています。足尾本山付近の工場も、稼働していた頃の様子を今に伝えるかのように廃墟となって佇んでいます。


わ89-100形の折り返し列車に乗り、再び相老を目指すことにします。ここで再び相老に行くのは、わ89-100形と、「トロッコわっしー号」に充当されているwkt-500形などの写真を撮るためです。


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こちらが、間藤から乗ってきたわ89-100形(-101)です。

わ89-100形は、富士重工製ボギー車仕様のLE-CarⅡです。-101と-102の2両が製造されましたが-102は1989年に発生した落石事故によって廃車となり、現在では-101の1両のみが在籍しています。わ89-200形とは外見上は同一ですが、座席配置(1000形はロングシート、200形はクロスシート)や便所の有無(200形の一部に設置)といった差異があります。わ89-200形が2010年度内に形式消滅したようなので、わ鉄に残る唯一のLE-CarⅡとなっています。

-101は老朽化が進んでいることから、朝ラッシュ時の限定運用とか予備車になっているというウワサを聞きましたが、最近は比較的運用されている模様です。

一時期多くの三セク鉄道で見ることのできた形状の車両ですが、新型車への置き換えが進み、現役で走っている路線は樽見鉄道、いすみ鉄道ぐらいになってしまいました。


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反対側からは「トロッコわっしー5号」のwkt形2両編成がやって来ました。展望車(wkt-550形)に人の姿が見えませんが回送列車ではありませんよ~

きっと、上り列車の方が混む時間帯なのでしょう。


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こちらがwkt-500形(-501)です。

新潟トランシスで製造された18m級NDCです。老朽化したわ89-300形301の置き換え用として登場した新車のようで2011年3月末から営業運転を開始しています。室内の写真は今回撮影できませんでしたが、ロングシートで便所なしのようです。

電気式ブレーキを搭載しているために在来車との併結はできません。


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こちらはwkt-550(-551)です。wkt-500形の後を追って製造された当車は、自走トロッコ列車仕様となっています。側面に大きく開けられた窓と従来車にはないカラフルな塗装が大きな特徴です。

これによって機回し設備の無い駅までトロッコ列車を運転することが可能となりました。現在は、桐生~間藤間の「トロッコわっしー号」で活躍しています。

どちらの車両も床下が汚れてなく、綺麗な状態のうちに撮影できて良かったです。wkt500形の側も、乗車にはトロッコ列車と同様に特別料金がかかります。これを聞いて、大間々まで行くのに次の列車を待ちます。


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大間々駅横にある検修庫です。左側には310形(-314)が停まっています。

後でシャッターの奥を確認したところ、そこにはなんと、わ89-200形の姿がありました。以前、大間々で目撃した200形がこちらに移動したようです。


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庫内に留置してあったわ89-310(312)を撮影。

客車などの撮影をしたところで、今度は駅の周辺を散策します。


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車庫の北側には車両が2両入るビニールハウス状の設備があります。管理人が以前訪問したときに、わ89-200形の廃車体を目撃したところでもあります。

気になる廃車体はどうやらこのビニールハウス内にあるようです。


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敷地外から撮影。友人の噂通り、紛れもなくわ89-300形301の廃車体でした。比較新しい富士重工製LE-DC、しかもオール転換クロスシート仕様の廃車が出るとは、何かあったのでしょうか。

わ89-300形は新製時、2両とも便所なしで登場しました。しかし現在廃車体になっているこの-301のみは、後年になって便所が設置されました。車両右側の、溶接痕の残る窓らしき穴から見える黒い物体は恐らく便所のユニット装置みたいなものではないでしょうか。

たたでさえ数の少ない300形ですが、この-301の廃車によって残り1両に。。。更に乗車チャンスが限られてきます。


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-301の奥に停まっているのはもう1両の300形、つまり-302でした。ここに隠れてたのねぇ。

こちらの方は見た感じ、再塗装されたみたいに外板が光っていたので、廃車体ではないようです。当分は安泰、だといいのですが。。次の訪問で乗れることを期待します。


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こちらは-301とは反対の様子。

DE10 1537号機が若干色褪せた状態で留置されていました。一時期調子が悪いという話を聞いたものですが、最近はどうなんだろう。



そんなわけで、その1(わたらせ渓谷鐵道)は以上です。

このような調子で、夏休み中乗りに行った路線を取り上げて行けたら、と考えています。旅行記というには堅苦しい内容が続くかもしれませんが(というよりも形式写真を撮りに行っただけか?)どうぞ最後までお付き合い下さい。




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