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上越国境の秘境駅 土合駅を訪問

2012.08.12.Sun.00:11

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夏休みの時期に突入し、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

管理人は休暇中の用事を利用して、8月6日に486段もの階段が存在する土合駅に訪問してきました。その様子をお届けします。

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三角屋根が特徴の土合駅舎全景です。実際に駅舎を目の当たりにすると、その大きさに驚きます。現在の需要から察するに駅舎をここまで大きくする必要はなかったと思いますが、昔は活気があったのでしょうか… あと、写真には写っていませんが、駅備え付けのトイレは首都圏の駅同様にリフレッシュされ、非常に綺麗でした。

普段は閑散としている土合駅ですが、夏休み期間は登山者や駅訪問者などで賑わいを見せます。
(因みに訪問した当日は、小中学校の団体利用と自動車利用の観光客などで、列車到着の前後30分はかなり賑わっていました。観光客が一様にカメラを片手に駅をうろついていたことから、この駅目当てで訪れる人も増えたようです。)

この駅の最大の目玉は、なんといっても下りホームと駅舎を結ぶ486段もの階段です。この階段が生まれることになった背景には、上越線の複線化とトンネル掘削技術の変化があります。

上越線開業時、トンネル掘削技術が未熟であったことから、単線の線路は地上に敷設され、ホームと駅舎が地上に設置されました。一方、後年の複線化によって線増された下り線(地上の単線は上り線として分離)は、掘削技術向上に伴い、長大トンネル内(新清水トンネル)にホームが設置されました。その結果、上下線が大きく離れることになり、下り線と駅舎は長い階段と通路で結ばれることになったのです。

経緯を理解したところで早速、下りホームに向かうことにします。



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下りホームの高崎方面です。かつて使用されていたと思われるホームの先に、新しく細いホームが増設されたことが判ります。

トンネル内は夏場でもひんやりしています。



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先ほどの写真の反対側(長岡方面)です。白く見えるプレハブのようなものは、待合室として機能しています。



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こちらが、駅舎へと続く連絡通路(階段)です。奥の方には階段が垣間見えています。

連絡通路は思ったよりも大きく、実際に見てみるとかなり迫力があります。



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上へと続く階段と対峙したところ。出口が遥か彼方に小さく見えています。これだけ見ると、鉱山施設の作業坑のようです。

これからこの階段を上って駅舎へと向かいます。



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階段の左端には、実現しなかったエスカレーター設置跡地が階段に沿って続きます。土合駅は、「日本一のモグラ駅」として世間にも認知されつつあるようです。

階段は5段ごとに踊り場を挟んでいるほか、10段ごとに階段数が付されています。自分が何段上ったのかが分かっていいですね。



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しばらく歩くと、階段の中間地点に到達したことを知らせる親切な案内がありました。



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中間地点から上を見上げたところ。

さっきよりも出口が大きく見えてきましたね。



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265段目の踊り場には、ベンチが設置されていました。無人駅ですが親切な計らいですね。

階段の出口に近づくにつれ、気温が少しずつ上がっていきます。



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下りホームから462段のところでようやくトンネルの出口に到達しました。しかし、まだここからも通路が続くようです。

ここまできてようやく現れた「ようこそ土合駅へ」の看板。この駅がただ者でないことを物語っているようにも見えます。



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先ほどのドーム状の通路を突き進んだ先にはこんな扉が。

「おつかれさまです」とか「ようこそ」の文字を見るたびに、駅に励まされているように感じます。

この先にも若干階段があるようです。というか、駅舎までの道のりが長い…



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ブロック造りのかなり細くなった通路が続きます。



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突き当りを曲がって、



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ようやく改札が見えてきました。

ここまで長かった~



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ここをまっすぐ行くと、地上にある上りホームに到達します。



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こちらが上りホームの様子。山登りのシーズンということもあり、登山者や観光客が数人乗降しています。

先ほどの改札まで戻り、今度は駅舎内を見ることにします。



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奥にある待合室です。首都圏の駅でも見られる比較的新しい椅子が整然と並んでいます。



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こちらは構内全体の写真。かなり広いです。首都圏の各駅に張られている「終日禁煙」のポスターが当駅にも張られており、駅の雰囲気とポスターがアンバランスに感じられました。奥に見える扉の向こうは、先ほどの待合室があります。

それでは、今度は駅の外に出てみます。



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こちらは下りホームと駅舎をつなぐ連絡通路を外から見たところです。

土合駅は左右を山に囲まれた谷間に立地しており、左側の山の地下に下りホーム、右側の山の地上に上りホームがあります。駅舎は、谷間を貫く写真の道路の右側に面しており、その駅舎と下りホームが道路をオーバークロスする形で長い連絡通路で結ばれています。

利用客の割には過剰な設備だな、なんて思ってしまいました。



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こちらが土合駅を俯瞰したところ。地上を走っているのが上り線で、下り線は写真右側の山の中にあります。

谷間に立地しているのがよく分かる一枚です。そして周りには当然のことながら、何もありません…


以前から訪れてみたいと思っていながら、行く機会がなかったり列車本数の少なさに躊躇って訪問を見送っていた土合駅に降り立つことができ、管理人としては非常に満足です。これをきっかけに、管理人の秘境駅訪問が始まるかもしれませんね?


●おまけ 土樽駅


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土合駅のお隣、上越国境の土樽駅にもお邪魔してきました。

こちらの駅舎は土合駅とは対照的にかなり簡素な造りとなっています。上下線共に地上に位置しており、跨線橋でつながっています。


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●管理人からお知らせ

日頃からブログをご覧いただき、ありがとうございます。

夏期の長期休暇がやって来ました。ここで「ブログの更新頻度が上がる」と言いたいところなのですが、管理人は現在、長期休暇を利用した旅行を計画中です。よって休暇中は残念ながらブログの更新頻度が下降気味になることが予想されます。

また、書きたい話題はたくさんあるのですが(アンパンマントロッコとか、模型記事とかいろいろ…)、書ききれていないというのが現状です。

以上の点をご理解いただいた上で、今後もマイペースに更新を続けていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。




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