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ローカルムード漂う内房非電化路線を追う! No.1(小湊鐵道編)

2012.07.03.Tue.08:37

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梅雨も中盤に突入し、蒸し暑くなってきた7月初旬(7月3日)に、内房から分岐する2つの非電化路線(小湊鐵道、久留里線)の気動車を観察しに行きました。今回はその様子を小湊鐵道編と久留里線編で3回くらいに分けて紹介していきます。1回目となる今回は小湊鐵道編です。

ようやく当ブログ初の気動車記事ですねぇ~


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自宅を早朝に出発し向かったのは、内房線の五井から分岐する小湊鐵道です。内房線の車窓からは、五井機関区で憩っているキハ200の姿を見ることができます。

まずは小湊鐵道で切符を購入。出てきたのはなんと、補充券でした。以前小湊鐵道を訪問して途中駅で切符を購入したところ、硬券が健在で驚いたものです。また五井出発直後の踏切も、JR側が一般的な「カンカン」という音色に対し、小湊側は、郷愁を誘う「チンチン」という音色でした(打鐘式!?)

だからといって荒廃しているかというとそんなことは全くなく、車両も駅舎も綺麗で、人の温もりが感じられるようです。

車両といい駅舎といい、鉄道を取り巻くすべての要素がノスタルジーであふれています(さすがは小湊鐵道!)。
この光景がいつまでも続いてほしいものです。



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話が少し脱線したので本題に戻ります。まずは車両観察から。

小湊鐵道の旅客車両は、キハ200形全14両の1形式となっています。製造期間が長いことから製造時期によって外観に違いが見られるのが特徴です。側扉と側面形状で分類すると、

・201~206 (プレス製ドア・非ユニット窓)  …初期型
・207~210 (平滑ドア・非ユニット窓)     …中期型
・211~214 (平滑ドア・ユニット窓)       …後期型

となるでしょうか。(初期型、中期型、後期型というのは、このブログ内での呼び方ですので、正式なものではありません)

この他にも管理人が確認した限りでは、乗務員扉の窓の大きさ(大きものと小さいものが存在)や標識灯の形状(内側開閉式と外側開閉式が存在)などの違いが見られました。

意外にも個性があるものだと驚きました。そんなわけで、小湊鐵道にはまるかもしれません(笑)



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「安全第一」と書かれた中央の車庫のなかにもキハ200が1両います。外板の修繕を受けているようです。写真では見づらいですが、平滑ドア・非ユニット窓車ということでキハ211~214のうちの1両でしょうか。



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車両観察をしていると、3番線に(五井方から)キハ208+キハ211が入線してきました(ホーム番線は内房線が1・2番線、小湊鐵道が3・4番線を使用しています)。分類からするとこの車両は後期型ですね。

到着すると折り返し列車となり、旅客が乗り込んできました。平日ということもあり2両編成の座席は出発前までに埋まり、立ち客の姿も見られました。旅客構成はキハ208側はほぼ学生、数人が立っているのに対し、キハ211側は通勤客と学生が半々という具合でした。

こうしてしばらく停車したのち、上総中野方面へと出発していきました。



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続いてやってきたのは、キハ201+キハ212の2連です。こちらも後期型ですね。キハ211とは大差ないと思われます。この2連も折り返して、上総中野方面へと出発していきました。


車両の発着がひと段落したところで再び、機関区の車両を見てみます。



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こちらは、木更津方面の連絡通路から俯瞰で撮ったキハ207+キハ204の写真です。
写真右に写っているキハ204は、14両の中で唯一、ベンチレーター形状が異なっています。他の13両のベンチレーターは、キハ207のような形状をしています。何故キハ204だけが異なるベンチレーターを搭載しているのかが気になりますね。

(実はこれと似たような現象が、ひたちなか海浜鉄道のキハ2005でも見られます)



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先ほどの3両横並びを俯瞰したものです。おや?



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キハ209の奥の庫内に何かが停まっているのが確認できます。どうやらキハ5800のようです。

キハ209が動かない限り、正面を捉えるのは難しそうですね…



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そうこうしているうちにキハ205+キハ203が入線してきました。写真はキハ203です。こちらは分類からすると初期型です。キハ205とキハ203は客扱いを済ませると、切り離されました。

先ほどの2両と比べてみると、側扉形状や側面窓などの違いに気づきますね。なお、キハ203の右側台車(従台車)の左に見える四角い箱は、冷房電源と室外機です。

キハ200形は一部を除いた車両が、後年になって走行機関とは別の電源用の機関を搭載しており冷房化されています。因みに走行機関は全車がDMH17Cのため、100%の確率で「カラカラ」というアイドリング音を聞くことができます。

冷房用機関の方は、起動時に自動車のバンのようなエンジン音がします(笑)



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続いて、キハ203の室内を見てみます。室内は、腰掛中央部に排気管が立っている他はすべてロングシートとなっています。天井には、後年になって追設された冷房装置が見られます。

床の色は車両によって水色の車両と灰色の車両が存在します。床中央部には縦型機関を搭載する車両に見られる点検蓋があります。



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運転台周辺の様子です。運転台以外の仕切りは完全に仕切られていないことに気づきます。キハ20系のオリジナルの姿を色濃く残しているようにも思えます。

よく見ると、冷房装置から運転台にかけて独立した風道が設けられています。


4番線には立て続けにキハ202+キハ214が入線してきました。この2連は乗客を降ろしてすぐに、千葉方面へと引き上げていきました。



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引き上げ線の途中でキハ202を解放し、キハ214は機関区の奥へ、キハ202はキハ214の後を追うかのようにそれぞれバラバラに動き出し、キハ209の前に移動していきました。



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機関区の片隅に移動したキハ214は乗降扉を開け放した状態で整備が始まりました。なんだかほのぼのしています。



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キハ203が発車し、キハ205が取り残されました。2連がそれぞれ単行になって折り返す運用のようです。キハ205は初期型ですね。旅客もラッシュ時間帯を過ぎて、まばらになってきました。



キハ200を眺めているうちに、移動の時間があっという間にやってきました。こうした機会を増やして、定点観測的なことができると、新たな発見ができて面白いかもしれないですね。

皆さんもぜひ、小湊鐵道に一度訪れてみてはいかがでしょうか。




(木更津運輸区編に続きます)




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